旅犬

たびわんこ

小松屋 八の坊  ~犬連れ旅行 in 伊豆 ホテル編

こんにちは!
 
陽の出ている時間に犬を散歩させるのは
もはや虐待と呼ばれそうな気温が
続いています。
皆さまもどうかお身体には気をつけて🙏

 

さてそんな猛暑の最中ですが、
都会を離れれば少し涼しいのでは?
と期待して、西伊豆方面に行ってきました。
(見事その期待は裏切られましたが…)

そこで今回ご紹介する犬連れOKお宿は、
小松家 八の坊さんです。

公式サイト上では名称が
「えふでの宿 八の坊」と書かれており、
「小松家 八の坊」と混在しているのですが
ここでは長く使われているらしい
「小松家 八の坊」で書かせていただきます。

看板に偽りなし、と言いますしね。



こちらは「愛犬と寛ぐ大人の隠れ宿」
と銘打たれていますが、その割に
ちょいと寛ぎきれない部分もある
ような…?

そのあたりも踏まえ、ご紹介します。

 今回のポイント 

・今回の犬連れお宿の概要

・お部屋はどんな感じ?

・犬用アメニティ、施設は?

・お料理は?

・総評

・ここが〇〇!

 

今回の犬連れお宿の概要


古くからの温泉街の中にあるお宿

「小松家 八の坊」は伊豆長岡駅近くにある
(少し閑散とした)温泉街の中にあります。

なんだか懐かしいような街並み。

 

東京から車で行くと、大体2時間くらい。
ただし、東名の渋滞名所である
川崎~海老名越えがもれなくついてきます。


到着すると、まずお宿の前で
荷物をおろすパターン。
車は徒歩1分程度の駐車場へ
要移動なのですが、
ロビーの階段から上は
犬はキャリーバッグもしくはカート
でしか
進むことができません

なのでこのタイミングで犬だけではなく
犬用キャリーやカートを下ろすのを
忘れると後で面倒です、ご注意あれ!


館内至る所に掲示されています。



お部屋はどんな感じ?

特別室3室は去年リニューアルしたて

今回宿泊するお部屋は
去年リニューアルした特別室の中でも
一番コンパクトでリーズナボーな
608号室です。
このお部屋は源泉掛け流し
檜内風呂付の和室でした。

 

ちなみにリニューアル済み特別室は
全部で3部屋あります。
ただ建物全体としては
少々、いえ、かなり
年季の入ったベテラン感は否めません。


玄関を入ると畳が広がる和室。
2頭の豆柴でちょうどよいくらいの
広さでした。


畳ってやっぱりいいですよね!
日本人でヨカッタ。

冷蔵庫や電子レンジ、電子ポットもあります。

 

窓側は板張りの団らんスペース。
窓は大きなガラス張りなので、
緑が広がる風景が見られるのは癒される~う

ウチのワンコたちは景色を観るのが
好きなので、時々興味深そうに
外を覗いていました。

犬も緑を見てほっとしたりするのかな?

 

洗面所と檜風呂は玄関入って
横にあります。
(ここまでエアコンの冷気が届かず、
たびたび暑い思いを…っ)

公式サイトでは檜風呂のイメージが
掲載されていなかったのですが、
思わず『だからか』と言いたくなるほど
お風呂場は予想以上に狭いです。

深さはありますが、そこがまた
昭和式を彷彿とさせる檜風呂。

ただ、特別室ならではの特典が一つ。
このお部屋のお風呂場は
ワンコも入場OK。
部屋に犬用シャンプー等も
常備されており、
専用ドライヤーもありました。

早速洗われてテンションダダ下がりの凛。

 

寝る場所は和室部分となり、
食事終了後にお布団を
敷いていただきます。
(布団と言っても、薄手のマットレスを
2重に敷いたもの) 

さらにこのお部屋では、
お布団の上にワンコが上って
添い寝もOKです。
お布団はこのようになっており、
間に防水シーツを挟む対策が
されていました。

 

久しぶりに
布団タイプでの就寝でしたが、
底付き感などはなく、
硬すぎて眠れない
というほどではなかったのは
良かったです。

まあ、ウチの犬たちはちゃんと
持参した各自のベッドの上で
しっかり眠ってくれましたので、
添い寝は叶いませんでしたが。


添い寝はしないけど、邪魔者(飼い主)がいない時は
ちゃっかり寝ます。


なんだろ、あまりしつけが
うまくいきすぎると
ちょっとさみしいときもありますよね?
完全に飼い主の勝手な愚痴ですけど。

 

 

犬用アメニティ、
施設は?

食器は持参がおすすめ

犬用のアメニティは結構そろってました。
ただ犬用食器は水用含めて
一皿しかないので、
追加貸出をお願いするか
持参するかになりそうです。

 
お散歩袋
消臭スプレー
ワンコ用食器一皿
雑巾
トイレトレー
トイレ用シート
ワンコ用マナーウェア
粘着式クリーナー
ワンコ用バスタオル
ワンコ用シャンプー
(ワンコ用作務衣)

 

上記は特別室用で、他のお部屋は
少しアメニティが違うようです。


作務衣は客室係の方が、
ごあいさつがてら
犬のサイズを確認しに来てくださり、
ちょうどよさそうなものを
持ってきてくれます。


ただ、ウチのはふたりとも裸族主義で
全く着ようとしてくれず…ちぇっ。

何それ、知らんがな、という感じ。


館内には屋上ドッグランが
完備されています。
「屋上」というワードがトラップで、
階数としては2階からアクセスします。

泊ったところと別棟の屋上になるのか、
2階の大広間があるフロアなどを抜けて
階段を上った先にあります。

こちらのドッグランは人工芝です。
当日は猛暑だったので、少しだけ遊んで
即退散。



またお宿の入口左手には、
ワンコ用足湯もあります。
ウチの犬たちには
脚を突っ張って拒否されましたが、
お風呂や水が好きなワンコさんなら
楽しめそうです。



お料理は?

特別室はお部屋で特別メニュー


特別室は基本部屋食になります。
ただ608号室の場合は
3名以内の宿泊の場合、お部屋前まで
お膳を持ってきてくださり、
そこからはセルフで運び入れます。 
(食事終了時も同様。4名以上は
個室での対応になるとか)

お食事は山海の幸をふんだんに使った
料理の数々だったものの、
残念なことにほとんど冷めており…
部屋食だけの弊害なのでしょうか。
見た目が豪華なだけに、惜しい、残念。

 

ボリュームはたっぷりで、
物足りなくなりやすい1号も満足。
朝ごはんもしっかり量がありました。



総評

では今回の「小松屋 八の坊」さんの
総評です。

いつものように1号・2号の主観が
盛りだくさんなので、そこはご容赦を。
星は、5段階評価です。


<お部屋>
 広さ:⭐⭐⭐
 清潔さ:⭐⭐⭐⭐
 におい度:⭐⭐⭐⭐
 ベットの硬さ(硬度強=星多め):⭐⭐⭐
 犬用アメニティの充実度:⭐⭐⭐⭐
 人用アメニティの充実度:⭐⭐⭐
    音漏れ(より聞こえる=星多め):⭐⭐⭐⭐

<お食事>
 質:⭐⭐
 量:⭐⭐⭐⭐

<犬用施設>
 ドッグラン:⭐⭐

<スタッフ>
 接客:⭐⭐⭐⭐
 接犬:⭐⭐⭐⭐
 (接犬=ワンコへの対応)

<リピート>
 また行きたい度:⭐⭐

 

ここが〇〇!

 

ここがいい!

◆お部屋係のスタッフの方の対応が素敵
 今回、我々のお部屋を担当していただいた
 スタッフの方の対応が丁寧でやさしく、
 ありがたかったです。
 細かいところも気を使っていただき、
 とっても感謝!

 

ここが惜しい!

◆夜中も上から音が聞こえる
 階上はお風呂のはずですが、
 夜中2~3時頃になっても、
 上の階からどんどんと音が聞こえました。
 (スタッフの方が働かれているのかな?)

 また、昼間もお隣の部屋で流されている
 音楽の重低音が響いてきて、
 ちょっとツラかったです。
 古い木造なので仕方ないのかも
 しれませんが、音に敏感な方やワンコが
 いらっしゃる場合は要検討かも。 


◆館内移動にバギーやケージが必須
 先述の通り、犬の館内移動は
 キャリーもしくはケージやカートに
 入れての移動となります。
 これも古い建築物で
 下が絨毯敷きだったりするせいかと
 思いますが、
 犬連れ歓迎をうたっているわりに、
 ちょっと窮屈でした。
 (せめて抱っこでOKにしてくれれば)

 

◆共有部分にエアコンがなさそう
 宿泊階の共有廊下やエレベーターホール、
 室内ドッグランへ行く道中などは
 冷房が入っておらず、猛暑の中では
 結構キツかったです。 
 
 また部屋数はそれなりにあるものの
 エレベーターは1基だけなので
 自然と待つ時間が長くなり、
 エレベーターホールにこもった
 熱気がじわじわ沁みてきます。
 カートに入っているワンコには
 さらに厳しいものになっていたはず…


1階のエレベーター前。
エレベーターは最大積載量
バギー2台と大人3人程度。



とはいえ、小松家 八の坊さんも
リピーターさんが多いと聞いており、
予約も埋まりやすい人気の宿です。

温泉は弱アルカリ単純泉で
硫黄の香りがニガテなワンコも
問題ないですし、
特別室なら安心のお籠りステイ
できちゃいます。

温泉旅館で犬と泊まれるところは
まだ少ないので、
気になっている方は一度足を運ばれて
みてはいかがでしょうか。


さて次回は、この夏ぴったりの
水辺で遊ぶスポットなどをご紹介。
キレイな湧水で有名なあの場所にも
立ち寄ります。

ではまた、次の記事か旅先で
お会いしましょう!

 


お出かけ編はこちらから👇


伊豆近辺のホテルレポートはこちら👇