こんにちは。
昔から「〇〇限定」という言葉に、
とても弱い2号です。
今回は以前から興味のあった
「ムーミンバレーパーク」で、
わんこウェルカムなイベントを
期間限定でやっていると知り、
早速行ってきました。
イベント自体は2023年1月21日（土）～
2月26日（日）の開催ですが、
ムーミンバレーパークやメッツァ自体は
いつでも犬と訪れることができるので
この記事を見て
『もう期間過ぎてるじゃん』と思った
あなたも、がっかりしなくて無問題。
ただね、このドッグイベントの特徴は、
ムーミンバレー内の
犬が普段は入れないエリアにも入れちゃう
ことなんです…！
ムーミンの世界をあまり知らなかった
飼い主1号・2号＋犬たちも
十分楽しめる内容だったので、
もし間に合う方はぜひ。
（なおムーミンバレーパークのチケットは
事前に購入しておいた方がお得でした。）
イベント中はこんなところも入れるのか、
という情報も含めて、
行ったことがある人もこれからの方も、
ちょっと覗いていってくださいねー。
メッツァビレッジ
湖を眺めながら散歩できる
日本で一番北欧を感じられる場所
メッツァビレッジは埼玉県飯能にあり、
東京都心部から高速を使えば
車で1時間ちょっと。
電車だと2時間弱くらいで着きます。
（最寄りの鉄道駅となる東飯能駅から
直行バスが出ている時期もあるようですが、
2023年2月現在は運休中）
都内からアクセスしやすいものの、
気温は少し現地の方が下がります。
寒い時期に行かれる方は、
いつもよりあたたかくして
お出かけくださいまし。
ちなみに駐車場P2は
日帰り温泉施設の駐車場と
隣接しているので
入庫時にはご注意を。
（私たちはうっかり間違えそうに…）
駐車場からメッツァビレッジの入口は
すぐそこなのですが、
ここで忘れてはいけないのが
25kg未満の愛犬さんは
バッグかカートを持参しておくこと。
メッツァビレッジや
ムーミンバレーパークの一部は、
頭部まですっぽり覆えるバッグか
カートがないと入れなくなっています。
（バッグやカートインが必要なエリアは
25kg以上のワンコさんは入場不可に
なりますので、そこに該当する
大きなワンコさんは不要です）
ちなみに実は、我が家がカートを
車から降ろすのを忘れたのですが、
幸い、ムーミンバレーパーク内の
インフォメーションセンターで
バッグをお借りすることができました。
おそらく9kgくらいまでの子なら入るかな
というサイズ感。
貸してくれてありがとう！
ただ、数が限られているので
貸出が多い日は借りられない可能性もあり、
サイズ的に入らない子もいるでしょうから、
持参した方が無難です。
さて、バッグやカートを忘れず持ち出したら
駐車場からゲートを抜けて
園内に入っていきます。
プロモナードには
今回のドッグフレンドリーなイベントである
"SÖPÖ SÖPÖ DOG TAIL FAIR”のペナントが
風に…いえ、強風に揺れています。
そう、ここは大きな宮沢湖のほとり。
湖上をわたる風がなかなかに強気で
十分厚着しているはずの我らの上着の隙間を
容赦なく通り抜けていこうとするのです。
寒さにぶるっとしながら先へ進むと
湖が目の前に。
右手に大きくマーケット棟とレストラン棟が
建っています。
マーケット棟内では北欧製品や地元の製品が
並べられており、ワンコのおやつも
ちゃんとありました。
こちら、バッグやカートに入ったワンコは
入店OKらしいので、
お土産の購入にも便利です。
（お隣のレストラン棟は基本NGですが、
テラス席での同伴はOK）
これらの建物を右に見ながら
湖畔沿いに足を進めると
ウーテピルスというエリアに出ます。
現在ここが約500㎡の
小型・中型犬（25kg未満）向けドッグラン
になっており、1頭600円で利用OK。
（一部日程に限り大型犬も
利用できるそうで、
該当日はこちらから確認を）
Kahvila HAUHAU＜カハヴィラ ハウハウ＞と
名づけられた2023年4月16日（日）までの
期間限定の開設ながら、
中にノーリードで飲食できる
プライベートピクニック席があったり、
テイクアウト式のカフェや
ドッググッズのセレクトショップが
用意されていたりと、
なかなか充実した内容になっています。
ただごめんなさい、この日は寒くって！
そしてムーミンバレーパークのイベントが
訪問時の目玉だったこともあり、
この中には入っていません。
一応記念撮影だけさせていただきましたが、
ナニコレ不満顔…
でも、ドッグランの広さは
十分ありましたし、
2月18日（土）からは犬のサイズを問わず
乗船可能な「ワンワン号」なるボートで
湖上ピクニックも楽しめるようになるとか。
もう少しあたたかくなってきたら
人とワンコでいっぱいになっちゃうかも？
そんな犬連れ注目の
ウーテピルスを後にして、
湖畔沿いにムーミンバレーパーク方面へ。
途中、気持ちの良さそうな広場や
ちょっとした飲食店の並びを横目で見ながら
お散歩できるのですが、
犬たちは方々でいろんな匂いを嗅ぎながら
ノリノリ。
所々に北欧を感じさせる
モチーフがあったり、
園内BGMが気分を上げてくれたりと
人もノリノリに。
そうやって歩いていると徐々に
ムーミンバレーパークの入口へと
近づいていきます。
ムーミンバレーパーク
ムーミンをあまり知らなくても
大人も子供も犬も十分楽しめる場所
ここから先に入場するには、
チケットが必要です。
（チケットは事前購入の方がお得で
スムーズでした。私たちはこちらで購入）
パーク内で伸縮リード等を使用する場合は
1.5m内に固定してください、とのこと
そして、SÖPÖ SÖPÖ DOG TAIL FAIR
期間中に犬連れで入場する際は
ぜひワンワンパス（1頭500円）を
併せてご購入されるのがおすすめです。
こちらは事前購入なし、当日現地販売のみ。
入場後もパーク内にある
リトルミイのお店で買えるのですが、
アトラクション体験に参加するには
時間指定の整理券をゲットする必要があり、
入場したらまっすぐ
整理券を取りに向かった方が
希望時間帯を取りやすいため、
早めの入手の方が便利かと。
アトラクションの整理券発行機は
リトルミイのプレイスポット横にあります
感じの良いスタッフさんたちに
見送られながら中に入ると、
左手にムーミングッズがたくさん並ぶ
お土産屋さんや
インフォメーションセンター、
テラス席犬OKのラウンジがあります。
フォトジェニッ…ク？
ここがバッグを借りた
インフォメーションセンター前
そして最初に見えてくる
ムーミンらしい施設は、湖に浮かぶ
水浴び小屋。
なんとムーミンパパのお手製だそう。
さらに奥に進むと、キャラクターたちの
歌やダンスが披露されるエンマの劇場や、
パーク内で一番大きな建物であるコケムスや
ムーミン屋敷が見えてきます。
挨拶してくれるムーミンパパと
スルーする柴犬たち
パーク内には小川のせせらぎも流れ、
花が咲くシーズンはもっと美しいはず。
さてランチを取っていなかった我らは
コケムス1階にあるムーミン谷の食堂で
食事を摂ることに。
ここは陽が当たってあたたかく、
テラス席でのんびり
楽しむことができました。
観光地価格ではありますが、
北欧を感じさせるメニュー仕立てで
店員さんもやさしく、味もおいしく、
テーマパーク食としてはなかなかのもの。
店内はこんな感じ
残念ながらワンコは入れません
シーフードホワイトカレー
見た目よりスパイスはしっかりめ
ミートボール
IK〇Aでも見る、リンゴンベリーの
ジャムが添えられています
そしてイベント期間中だけの
ドッグメニュー、
「鶏のむね肉と野菜のエチュベ」
も忘れずに注文。
（これはちょっとウソ。
すっかり忘れていて、
店員さんのヘルプにより
無事ゲットしました、感謝。）
これは犬たちもお気に入り
ムーミンがいるの、分かるかな？
そしてこれまたイベント期間中だけの特典。
普段は犬入場不可なコケムス3階、
「ムーミン谷の自然」エリアに
犬といっしょに入れるんです！
しかもワンワンパスポートがなくても
入場できる、太っ腹ぶり。
（※頭まですっぽりバッグもしくは
カートインのみ、25kg未満の犬に限る）
ここには7つのフォトスポットがあり、
まるでムーミンの世界に
入り込んだかのような写真が
撮れちゃうところ。
ここの展示のおかげで
2号の推し、ニョロニョロが
種から生まれることや、
心のイケメンと思っていたスナフキンが
「どうやって警察をまいてやるか、
見せてやるぞ！」などという
相当アバンギャルドなセリフを
発していることなど、はじめて知りました。
飼い主的には、普段犬連れNGの展示を
観られてとても楽しかったのですが、
この直前までハッピーそのものの顔をして
楽しんでいたウチの犬たち、
頭まですっぽり
借り物のバッグに入れられてから
すっかりごきげんナナメに。
「ワンちゃんと記念撮影スポット」が
用意されていたので
飼い主的には喜んで写真をと思ったのに、
撮れたカットは全て満面不満顔でした…
機嫌の悪さも相まってもはやホラー
怪談師か
ムーミンたちにカツアゲされているか
のごとく態度
もちろん周りのわんこさんたちは
飼い主さんの声掛けに素敵なポーズを
とっていたりしたので、
上記は悪い例として薄目で見つつ、
皆さんは今しか撮れない
ファンタジーな一枚を狙ってくださいね。
さて、犬たちのストレスが
相当溜まったところで、なだめすかしつつ
次のスポットへ。
入場してすぐ取っておいた、
アトラクションの整理券が使える時間が
いよいよやってまいりました。
まずは「リトルミイのプレイスポット」。
こちらと次の「海のオーケストラ号」は
要ワンワンパスポートの
普段は犬NGのアトラクションです。
（今年から大型犬の入場も可になりました）
アトラクション内はカートNGなので
専用置き場もあります
この時間帯は犬連れ貸切になっており、
たくさんの犬や人といっしょに
リトルミイがなぜムーミン屋敷に
住むことになったのかのお話を
ひと工夫あるショートムービーにしたものが
上映されました。
ひと工夫が何かは、行ってのお楽しみ
上映中の撮影も歓迎だそうですよ
ちなみに事前知識なしで
単純にこのお話を見ただけでは、
リトルミイのお母さんである
ミムラが豪胆すぎるというか、
やりすぎだろうと失笑したくなりましたが…
全篇を読むと、そうではないのかも
しれません。
（いや、でも子ども35人以上いて、
リトルミイとスナフキンも異父姉弟で、
やっぱり自由奔放ですよね。
っていうか、スナフキンの方が弟！？）
豪傑ママに衝撃を受けた
ショートムービーを観たあとは、
そのまま隣の「海のオーケストラ号」へ。
続いて別のアトラクションが
楽しめるんです。
前室がちょっと作り込まれていて
ディ〇ニーリゾートを思い出す…
先ほどとはまた趣向が異なり、
こちらは前面・下面に
プロジェクションマッピングが拡がる作品。
ムーミンパパが若かりし頃の
冒険の思い出を
振り返る物語になっています。
暗い館内に美しい映像が流れるのですが、
ウチの凜は下に投影される映像が
素早く動くので、猟犬のDNAがうずうず。
「きゅ～ん…」と小さな声で鳴きながら、
今にも飛び出さんの前傾姿勢で
映像を凝視しておりました。
「と、獲りたい…っ！！」
こちらはいろいろと動く仕掛けもあったりと
大人でも十分楽しめる内容。
もし訪れた際に
『リトルミイとオーケストラ、
どちらかしか観られない』
ということでしたら、
個人的にはこの「海のオーケストラ号」
がおすすめです。
他にワンワンパスポートが必要なのは
エンマの劇場のステージ上で行われる
「ワンワングリーティング」参加時です。
こちらはムーミンに登場する
キャラクターたちといっしょに
写真が撮れるもので、
この日は第一部と第二部があり、
それぞれ出てくるキャラクターが異なる
とのことでした。
私たちはそれまでにパーク内を
大満喫してしまい、
（そして犬たちはカメラがニガテなので）
夕方のグリーティング開始前に
帰ってしまいましたが、
とても人気のアトラクションなので
こちらも事前に整理券を
ゲットしておいた方が良さそうですよ。
そんな2つのアトラクションを堪能した後は
もう少しムーミンバレーを歩き回ることに。
遠くから見えていた灯台があったり、
パークの端っこの方には、
スナフキンのテントが
ぽつんと設置されています。
メッツァビレッジから
スナフキンのテントまで歩くと
湖をほぼ一周近く歩くことになりますが、
起伏が少ないので比較的歩きやすいです。
犬たちも緑の匂いを嗅ぎながら
散歩できるので、楽しそうでした。
ちなみにヘムレンさんの遊園地や天文台など
おさびし山エリアは犬の入場ができません。
2023年1月9日まではミニドッグランが
あったそうですが、残念ながら営業終了に。
人が遊ぶにはとても楽しそう！
お子さまにはぴったりなエリアです
メッツァビレッジも
ムーミンバレーパークも、
正直期待以上に犬といっしょに楽しめる
場所で、また再訪しようと思いました。
まあ、お散歩を重視するならやっぱり、
もう少しあたたかい時期がよいかも。
（当たり前か）
冬は人が少ないので歩きやすいのですが、
湖の冷たい風が少しずつ
人と犬の元気を奪っていく一方、
店内OKのカフェやレストランがないので
逃げ場が少ないのがツラいかなーと。
それに今回は休業中でしたが、
湖上を飛べるジップラインも
やってみたいですし、
広いドッグランで走らせたり、
ボートに乗ってピクニックも楽しそうです。
なので犬といっしょに
ムーミンバレーパークを
しっかり満喫したいなら
"SÖPÖ SÖPÖ DOG TAIL FAIR"期間中に、
北欧気分で散歩を楽しみたいなら
春から秋に訪れる、と
季節ごとに楽しみ方を変えるのが
おすすめです。
また、春から秋にかけても
ドッグフレンドリーなマルシェなど
犬ウェルカムなイベントも
随時開催されますので、
公式サイトなどでチェックしておくと
ますます楽しめるはず。
ただ気候の良い週末などは
チケットを買うだけでも相当な行列が
できるんだとか。
ムーミンバレーパークまで行かれる方は
事前にネットでチケットを買っておくことをお忘れなく。（当日購入も可）
ただ、メッツァビレッジのみなら
入場料は無料です。
とりあえず宮沢湖を散歩しながら
パークに入るかどうか考える、でも
良いかもしれませんよ。
では、また次の記事か旅先で
お会いしましょうー。
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