犬とお出かけ in 栃木・那須～那須ステンドグラス美術館とドッグツアーや川遊び

こんにちは！
今回は、犬と一緒にお出かけできる
栃木・那須の観光スポットや
アクテビティをご紹介します。

都内や首都圏からアクセスしやすく、
今年のGWも人気になりそうな
那須高原周辺。
雨の日や暑い夏も犬連れで楽しめる
ところもチェック済みですので、
ぜひ参考にしてみてくださいね。

前回の宿泊施設記事はこちら。

今回のポイント

・那須ステンドグラス美術館

・ガイド付きドッグツアーと川遊び

那須ステンドグラス美術館

英国に倣った本格的な建物や
アンティークを犬と愛でる

今回最初にご紹介するのは、
「那須ステンドグラス美術館」です。

駐車場は無料でそれなりの広さもあるので、
犬連れの方はお庭の緑を楽しみながら
外をぐるりと散歩させて帰られる方が
多い模様。

でも、それではもったいない！

本格的なマナーハウスを模して建てられた
こちらの美術館内も、
抱っこやバッグインで犬と入館OK
なんです。
（館内は階段での移動となり、
ところどころ段差や狭い通路があるため
カートは不向き）

しかもワンコは入場無料！
ヒトは当日でも買える前売り券を買うと
お得でした。
（念のため窓口で、館内も抱っこで犬入場
OKを確認してからスマホで前売り券を
買いましたが、すぐ使えたのでご安心を）

■通常入館料
　大人：1,300円
　中高生：800円
　小学生：500円
　幼児：無料

また平日のみ、500円分のお買物券付きで
大人1,500円になるチケットを
現地窓口で発売しています。
（2023年4月時点、GW期間等は
谷間の平日も販売なし）

せっかくですからご自身のニーズに合った
チケットを選んで、
お得に鑑賞しちゃいましょう。

週末はパイプオルガンの生演奏あり
あの名曲が聴けるかも

さて、見た目は小型犬、中身は重い
我が家の愛犬凜・宙を抱っこしながら
最初に入ったのは
セント・ラファエル礼拝堂。

受付入口を入って左手に進むと、
礼拝堂の入口につながっています。

入口には演奏曲のタイトルなど

ここでは毎日6回ほど、1800年代に作られた
貴重なパイプオルガンの生演奏を
楽しむことができるんです。

実際に英国の教会で使われていたそうな

堂内に入ると、まず色とりどりの
光のシャワーがお出迎え。
晴れた日の陽が差し込んだときは、
よりステンドグラスが映えて見えます。

約100年前に米国で作られた壁一面の
ステンドグラス、Amazing!

祭壇上のバラ窓も美しく
100年以上前に英国で作られたものだとか。

前はこんな感じ
祭壇も教会で使われていたらしく
細工の本気具合に語彙力なくなるほど
なので実物見てほしい

見るところが多すぎて首が痛くなるので
さっさと椅子に座りましょう。
犬は椅子に座らせるのはNGですが、
ヒトの膝上ならOK。

時間になるとアナウンスが入り、
パイプオルガンの荘厳な音が礼拝堂に
響き渡ります。

ウチの犬は最初、突然大きな音が
鳴ったのでびっくりしていましたが、
すぐに慣れて『つまんないけど仕方ない』
という風におとなしくしていました。

演奏曲はどれも有名な曲だったので、
クラシックに詳しくなくても楽しめました。
犬とパイプオルガンの演奏が聴けるとは
思っていなかったので、貴重な良い体験に。

ちなみに週末は、さまざまな楽器や
声楽のコンサートも開かれているそうです。

演奏が終わった後は、犬たちを抱っこして
館内をぶらり。
ところどころにステンドグラスや
ランプが飾られていて、
飽きることなく回って鑑賞できます。

もう一つある礼拝堂

古いオルガンやオルゴールもあり
ステンドグラスからこぼれる光が虹色に

足の部分が王蟲の目みたい…

なにせ腕の中の犬が重くて
写真を撮りづらかったため
カットが少ないのが申し訳ないですが、
館内のしつらえやインテリアも
予想以上に（失礼！）
見ごたえがありました。
英国好き、アンティーク好きな方には
とってもおすすめ。

一点だけ注意は、館内含め
写真撮影はOKで、動画の撮影はNGです。
いろんなドラマや映画、MVのロケ地に
なっているほど綺麗な場所なので
つい撮りたくなってしまうかもしれませんが
モデル撮影なども許可制なので
ご注意くださいませ。

館内に入るほどでは…という方は、
外をお散歩がてら敷地内にある
セント・ミッシェル教会を覗いてみては
いかがでしょう（挙式中はクローズ）。

こちらの扉やパイプオルガン等も
英国から運び込まれたものだそうで
ステンドグラスも美しいですよ。

ガイド付きドッグツアーと川遊び

「森でのおさんぽ」がテーマの
のんびりウォーキングツアー

次は、犬と一緒にアクティビティに
参加することに。
那須エリアでドッグツアーを開催されている
「Moora Beat（ムーラビート）」さんの
「わんだふるウォーク」に申し込みました。

普段は自力で、犬と散歩できる森や
ハイキングコースを探すのですが、
今回ははじめての試み、他力本願笑！
地元ガイドさんに犬OKの林の中まで
連れて行ってもらいます。

集合は板室温泉にある駐車場。
登山ガイドもやられている
頼もしいガイドさんのお導きで
今回は温泉街を見下ろす小山の上に
向かいます。

コースはいくつかあるようですが、
トレッキングやハイキングの類ではなく
気軽に歩ける「普段と変わらない程度の
ウォーキング」がモットーだそう。

まずは温泉街のつり橋を渡って
犬たちをドキドキさせたり、
途中で国の有形文化財でもある
加登屋旅館を見学させていただいたり。

へっぴり腰ながらスタスタ渡る

大正時代に建てられた国登録有形文化財旅館

お邪魔しまーす
（※犬は建物内に上がれません）

上り坂に入ると道端にカタクリの花が
咲いていたりと、ただ歩くだけ
ではないようにガイドさんが工夫して
コースを選んでくれます。

可憐に咲くカタクリの花

途中に神社もあるよ

足腰にご利益があるとか

しかし柴犬は元山犬、
ニホンオオカミのDNAを引くと
いわれているだけに、
ウチの犬たちも獣の気配がする林や森、
そして登坂が大好き。

のんびり風景を楽しみながら歩きたい
飼い主の思いをよそに、
フンスフンスと匂いを取り、
大興奮で上っていきます。

そうこうしている間に、
小山の上に到着ー。
ここでしばし、ひと休みです。

昔はここ一帯に畑があったそうですが、
今はもう何も作られていないそう。
温泉街を見下ろす高台になっており、
車を停めた駐車場などを見渡せます。

今回のツアーは参加者が私たちだけ、
犬たちの呼び戻しもしつけ済みなので、
彼らを自由に遊ばせることができました。

ハンモックも吊ってくださり、
わんこも一緒にゆらゆらできます。

ボール好きなワンコさんなら、
ボール持参だとさらに楽しめそう。
でもウチの犬は、その辺に落ちてる枝で
大満足…

伺った時期は桜が三分咲きくらいで
のんびり景色を楽しむコースを
チョイスしていただきましたが、
他にもナイトウォーキングや
川で水遊びできるコースも
あるとか。

確かにこれから暑くなってくると、
水辺の散歩がうれしい季節に
なってきますよね。
そんなときにおすすめの那須
水遊びスポットも少しご紹介します。

きれいな渓流に心も潤う
乙女の滝

那須IC方面から板室温泉に向かう途中、
気楽に立ち寄れるのがこの「乙女の滝」。

無料駐車場から歩いてすぐのところにあり、
上から見る程度なら、
あまり階段も使わずに滝が見られます。

ちゃんと近くで見たい場合は
少し階段がありますが、
それも短時間なのでとにかくアクセス抜群。

犬と一緒にらくらく降りることができ、
滝から少し離れて下流に行くと、
足をつけられる程度の深さの部分も
あります。
（雨後などは水量や速さが増しますので、
飼い主さん自身が現地でご確認を）

木陰も多く、おそらく夏も少し涼しい
のではないかと思います。
海外からのお客様もいらしており、
時季や時間によっては
多少混むかもしれませんが
見どころの滝から離れて下流方面なら
犬と水遊びしやすそうな場所でした。

ウチの犬たちは水がニガテなので
入りません

まあ、見てるだけでも涼しいけど

駐車場から滝に向かう道中には
かわいい喫茶店も。
テラス席もあってワンコもOK
とのことなので、
水遊びで疲れたときなど、
立ち寄ってみては？

CHAI&TEA タムタムさん

今回の立ち寄りパン屋さん

PENNYLANE（ペニーレイン）

有名すぎて今さら感はありますが、
那須のパン屋といえばの人気店。

週末にもなると
レストランは長蛇の列（那須店では
有料個室とテラス席が犬OK）、
パンを買うだけでも並ぶものの、
常に焼きたてが運び込まれるので
品揃えは豊富。

定番人気はブルーベリーブレッドや
リンゴスター。
他のパンもおいしく、
老若男女万人に好かれそうな味。

ちなみに大人向けのパン屋で
おすすめはNAOZOだが
少量生産なので、ぜひ食べてほしい
食パンなどは事前予約しておかないと
入手が難しく、少しハードル高め。