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日本初の体験型イルミネーションを犬と見に行こう ~静岡 伊豆 グランイルミ~

こんにちは!

東京でもほんの、ほんのすこ~しだけ、
秋っぽさが感じられるように
なってきました。

トンボが群飛していたり、
ヤマボウシの実が色づいてきたり。
犬とのお散歩も、ちょっぴり
行きやすくなったような。

でも特に暑さがニガテな2号と愛犬宙は、
涼しさの訪れを渇望しています…。
早く来いこい、秋!!

そんなまだ冷房頼りの我が家ですが
今回は夏の終わりの伊豆旅行の
お出かけ篇です。

伊豆「高原」という名の割に、
あまり涼しさは期待できない此の地。

残念ながら避暑とはならず、
昼間のお出かけは厳しい暑さでしたが、
でも伊豆高原なら、
ナイトタイムも楽しめるんです。

たとえば今回宿泊した
「ウブドの森 伊豆高原」
(※記事は後日アップ予定)は
バータイムに夜食のラーメンを食べるという
背徳感にまみれることもできますし、
身体によいことなら温泉も
たくさんあります。

なにより、写真ではなかなか良さが
伝わってこず、
私たちも何度も前を通っていながら
数年もの間スルーしてきた
伊豆高原 グランイルミは必見の穴場!

これまで来なかったことを反省するほど
楽しんじゃったので、
きっと犬連れでも犬なしでも
行ってみる価値ありですよ。


※2023年9月現在、グランイルミは
 お休み中です。
 例年通りだと11月頃から新シリーズ開始。

伊豆高原 グランイルミ

日本初「遊べる」
体験型イルミネーション
犬はカートかバッグインで入場OK

イルミネーションといえば
空気が綺麗でイベントごとも多い冬
というイメージがありますが、
伊豆ぐらんぱる公園のイルミネーション
寒い真冬以外の方が楽しめる、
かもしれません。

ウチは姉犬の凜(と先代犬のくまん)が
結構キラキラしたものが好きで
イルミネーションなどを見ると
テンションが上がるので、
これまでも軽井沢のイルミネーションなど
ご紹介してきましたが。

(…あれ?
イルミネーションとか
シャンデリアとか喜ぶの、
まさかウチのジョシーバだけですか…?)

それでも、ここはちょっと
街やツリーのキラキラと種類が違います。
広い遊園地の敷地内が全部、いえ
それ以上の広さがイルミネーション
されている
という。
見る・眺めるというよりは、
中に入って遊ぶという表現が
しっくりくる感じです。

もうすぐ9期目を迎える
グランイルミが開催されるのは
伊豆ぐらんぱる公園。

場所は伊豆高原にお泊りの方なら
どの宿からでも比較的アクセスしやすく、
車で伊東から往復するにも
遠くない距離感です。

 

しかも夜間は駐車場無料。
ここは昼間も犬入場OKなのですが、
昼夜入替制だそうです。
(昼間の駐車場は有料)


中にはドッグランもありますし、
犬と遊具に乗ってみたい方は、
昼間遊びに来るのも良いかも。

ただ犬は夜間のみ、事故防止のため
カートもしくはバッグに入れてのみ
入場となります。
写真撮影時も出すのはNGなので
愛犬のために厳守してくださいませ。
(台数限定でカート貸出もあるそうです)

昭和ノスタルジー感溢るる入口

なおチケットは、
コンビニかネットで前売り券を買った方が
お安いです。

現地の窓口は購入時間がかかるうえ
損するのがイヤなので、
我が家は事前購入しておきました。
(グランイルミ開催期間以外は
お昼のチケットのみ販売中。)

公園の中に入ると、その広さと
イルミネーションの数にきっと驚くはず。
ぱあっと一面に光のじゅうたんが。


私たちはのんびり宿の夕食を摂ってから
向かったので、有料アトラクションの
終了時間間近(このときは20時まで)に
着いてしまい、あわてて
一つだけ乗ることに。

厳選なる短時間検討の結果、
唯一の有料アトラクションは
イルミネーションの上を
空中滑走できる「ジップライン~流星~」
に決定。

レールにつながれた滑車につかまって
往復400mの滑空を楽しめるそうな。
※さすがに犬はNGなので、誰か
 犬の番をする人を交代で残すなど
 してくださいねー。


うにょーんと伸びている光の筋が
ジップラインのレール

カラフルな横たわるドラゴンみたいなのは
後述の
レインボースライダー


免責みたいな書類を書いて受付完了

ジップラインというと、公園の遊具程度の
軽いものを想像していたのですが、
こちらは高さも距離もある本格派なので
ヘルメットやハーネスをしっかりつけます。


予想以上にガチな装備

ハーネスを着用してマイ滑車をもらったら
安全事項を聞いていよいよスタート地点へ。

それなりの高さがあるので、
ビビリな2号などはちょっと
ヒヤッとしましたが
係の方は、情け容赦なく
手を放してくれます。

あとは自分の両脚をぐっと前に引き上げて
重力に体を預けるのみ!

…まあ、両手でハンドルを
持たにゃならんので
写真は何一つ撮れなかったんですが。
一面に広がるイルミネーションの花畑、
めっちゃくちゃ綺麗です。

もう「わー、すごい。ひゃー、きれい」
とか、その程度しか口にできず、
己の言語能力の低さを呪うくらいの美しさ。
高台から見下ろすのと、また違った
宙からの見下ろしアングルに目移り必至。

あまり見惚れてるとブレーキ時、
安全ロープに顔をぶつけてしまう人が
いるそうなので、レールの残りが
短くなったら首を横にずらすと良い
とのこと。

そしてそのブレーキ、
ドーンとぶつかったような衝撃がきます。
予想以上のインパクトで
びっくりしましたので
とにかく『ブレーキは衝撃的』とだけ
覚えておいてください。

このジップライン、往復なので
片道を滑り終わったら少し階段を上り、
また滑ってスタート地点まで戻ります。
ワンコを待たせている方も
ちゃんと元の場所に帰れますのでご安心を。


無事、ジップラインから帰還した私たちは
次に「ナイトレインボー」と名のついた
ロングスライダーに挑戦。

下にローラーのついたスライダーで
お尻の下に水泳教室で使うビート板のような
スポンジを敷いて110mの距離を滑ります。

「うまく止まれるかなどうしよう!」
とドキドキしながらスタートしたのですが
なんてこったい、むしろ逆。

止まります、勝手に。
こちらの意思に反して、途中で。

でも、後ろから続けて人が滑ってくるので
邪魔にならないよう
必死になって手で漕ぐしかありません。

そうして少し進んではカーブで止まり、
また必死に自漕ぎ、という繰り返しで
安全性は確実でしたが腕の負担はハンパない
アトラクションでした。

後者の迷惑にならないよう必死だったので
うっかり写真を撮り忘れましたが、
これは無料なので、何度も楽しめますよ!
楽しく腕のトレーニングをしたい方にも
おすすめ?です。


しかし、夏の夜とはいえ今年は猛暑。
しっかり汗をかいたので、冷ましがてら
場内を見て回ることに。

 

うーん、これ、写真では
本当の美しさを伝えられないのが
もどかしい。
言葉にするのは、もっと難しい。

イルミネーションと言えば、普通
電球で飾ったり、何かを形作ったりする
イメージがあるのですが。

ここではそれらだけではなく
ランタンの要素で作られた
モチーフがたくさんあり、
それがまた、デザイン性が高くて
細部まで見ごたえがあるのです。


きっと機械じゃ作れない細工
そのせいかどこかあたたかみが


青森のねぶたにも同じような手法が
見られたはずですが
勇者の剣や水晶のクラスタなど
ファンタジーの世界が光で再現されていて
RPGをやらない私でも「こりゃすごい!」と
圧倒されました。


宝物を守っているのかワニ?
当然フック船長は不在


時間によっては、ショータイムもあり
私たちはフルカラーレーザーショーを鑑賞。
ちょうどジップラインで飛んでいる時は
グランビジョンショーがやっていたり、
10分間隔でいずれかのショーが
開催されています。


このときはレーザーショー
レーザーを投影するために
時おりスモークがたかれます


実際目で見るととてもきれいです
画像で見るとなんじゃこりゃ、でも


ショーのタイムスケジュールは当日
エントランス付近や園内のあちこちに
掲示されています。
きちんと見たいなら、時間が来る前に
展望台など高台に上っておくと
全体が見えやすいですよ。

 

他にも立体迷路やバルーンの中に入って
水上を転がるアトラクション、
子供用のジェットコースターなどの
有料アトラクションがあり、
無料でもトランポリンや
夜行性のミニ動物園などで遊べます。

犬は残念ながら有料アトラクション
及び動物園は入場できませんが、
キラキラ好きの子なら、
カートやバッグの中からでも十分
楽しむことができそうです。

伊豆には愛犬と泊まれる宿が多く
首都圏のみならず関西からのお客さまも
たくさんいらっしゃいますが、
屋外の観光スポットが多いので、
夏場の犬連れスポットに困ることも…。

そんな中で、このグランイルミは
比較的涼しい夜間に犬と楽しめるので、
意外な穴場として覚えておくと
良いかもしれませんよ。

ではまた、次の旅先か記事で
お会いしましょう!

 

 

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