犬連れ八ヶ岳散歩　～北杜市オオムラサキセンター、ワンコ店内OKのカフェ OWL、金精軒～

こんにちは！

まだ梅雨のはずですが、
我が家は犬も人もすでに、
厳しい暑さにバテ気味です…。

散歩はもっぱら、朝、夕、夜。
昼間は室内避難に切り替えました。
思わず冷たいものがほしくなりますが、
中年の胃力を考えると
悩ましいところ。

犬も人も、しっかり水分補給して
お互いこの暑さを乗り切りましょうね！
（ちなみに犬があまり水を飲まない時は、
ごはんを水漬けにしてあげると
良いそうです←獣医さんの受け売り）

さて、今回は都内から日帰りで
八ヶ岳方面（北杜市）まで、
友人たちと足を伸ばしてまいりました。

予想以上に愛犬が喜んだスポットや、
6～9月限定の映えおいしい逸品
などをご紹介しますよ。

今回のポイント

・北杜市オオムラサキセンター

・Curry & Pancake OWL（アウル）

・金精軒

北杜市オオムラサキセンター

国蝶オオムラサキを
身近で観られるファンタジアな場所

最初に訪れたのは、
「北杜市オオムラサキセンター」。

日本の国蝶でもあるオオムラサキの
生息地として、全国1位の地域にある
施設です。

国蝶といっても、オオムラサキといえば
日本人でもそうそうお会いできない
幻の美蝶。
6月から7月ごろが羽化した姿を見られる
チャンスということで、ベストシーズンを
公式Twitterでチェックしながら
「この日だ！」とばかりに訪れました。

ここにはオオムラサキを
生態観察できる施設や資料館の他に、
オオムラサキが生育できる環境保護のため
約6haある自然公園も併設されています。

蝶が飼育保護されているセンター施設内は
犬の入場NGなので、
中の見学は友人に任せて
私たちは自然公園を満喫することに。

この自然公園、運が良ければ、
天然のオオムラサキにも会えるそう
なのですが、犬たちには国蝶なぞ
全く興味なーし！

昔懐かし里山の風景を残したエリアや
涼しそうな水が流れる小川、
起伏のある雑木林など、
緑いっぱいの公園に目をキラキラさせて、
ずんずん前へと進みます。

途中、「これ、どこの道だ？
否、もはや道ではないのでは」
という草藪にも迷い込みましたが、
犬たちはそれも楽しからずや、
という感じで、終始はしゃいでいました。

前日までの雨でできた小さな水の流れに
はまってしまい、一気にやる気をなくした姿

そんなこんなで公園を一回りし、
オオムラサキ見学中の友人と落ち合うために
施設の玄関まで足を伸ばしてみると、
そこに1台のキッチンカーが。

どうやら、ご近所のいちご農園さんによる
出店だそうで、
カブトムシやらが集まって来そうな
甘い香りがふわり周囲に漂っています。

すると、我らが姉犬凜がすすっと、
お客さんが並んでいる列の方へ
引き寄せられていくではありませんか。

「凜、行くよ」と声をかけて
リードを引くも、頑として動かず…

ん？
さては『なんか買って～』って
おねだりのつもりだな！？

結局、私たちは予定外に、
凍らせたいちごをスライスした
削りいちごで涼を取ることになりました。
さすが、ちゃっかりん😂

そうこうしている間に、オオムラサキを
見学していた友人たちとも無事合流。
彼らいわく、観察施設内では
美しいオオムラサキが
自由に飛び交っており、
まるでファンタジーな異世界
だったそうです。

確かに、彼らの撮った写真からも
それが伝わってきますよね。

ハートマーク入りオオムラサキ
しかし、自然の色はなんと美しい…

ちなみに本館などの施設入場料は
以下になります。
犬と歩ける自然公園と駐車場は
無料ですので、館内に入らなくとも
犬とのお散歩におすすめですよ。

大人：420円
小・中学生：200円
※20名様以上団体割引あり

Curry ＆Pancake OWL（アウル）

本格的なインドカレーが味わえる
ワンコ店内OKのカフェ

自然を満喫した我々は、次にお腹を
満たすためにランチを摂ることに。
ご紹介するお店は、特にこれからの時期、
本当に助かる犬店内OKのお店、
「Curry & Pancake OWL（アウル）」さんに
お邪魔しました。

こちらのお店は、オオムラサキセンターから
車で5分弱で到着します。
駐車場も店横にあるので安心。

クリエイティブ系のお仕事をされていた
オーナーご夫妻が、ここ北杜市へ移住して
始められたお店だとか。
お店の他に保護犬活動も行われているなど、
ワンコに対する愛情を強く感じました。

（2023年7月上旬時点でのメニュー）

カレーは数十種類のスパイスを使った
薫り高いインドカレーでしたが
日本人の口に合うよう調味されており、
ファミリー利用されている姿も
見られました。

ムルギカレー

キーマカレーに丸ナン

スイーツ好きな2号はもう一つの名物、
パンケーキも食べたいと悩んでいましたが、
今回は我慢。
その理由はというと…

金精軒

賞味期限わずか30分、SNSでも人気の
「水信玄餅」を味わう

一時TVのニュースやネットでも
話題になった水信玄餅、
これを食べることも、
今回のお出かけの目的の一つでした。

水信玄餅を扱う「金精軒」さんは
お土産としても人気の信玄餅で有名。
近年話題の「水信玄餅」は、
名水百選でもある甲斐駒ヶ岳の
伏流水を使って作られたスイーツです。

製法と素材へのこだわりから
全国でも3店舗でしか食べられず。
また販売期間も毎年6～9月の
金・土・日・祝日のみという
なかなかのレア度を誇ります。

1日700食限定ですぐに
売り切れてしまうそうですが、
あらかじめ電話予約をしておくことも
できるので、そちらがおすすめです。
（※予約方法については、
こちらをご確認ください）

澄み切った透明度と、水を活かした食感を
実現するため、寒天は固形にできる
ギリギリの量しか使っておらず、
常温下ではすぐにしぼんでしまうんだとか。

そのためおいしくいただける賞味期限は
なんと「30分」！！
　
コロナ禍以降はイートインが
休止中とのことで、
店先や近くの公園で食べる人が
多いそうですよ。

前置きが長くなりましたが、
さあ、
実食とまいりましょう。

おおー。

これは、食べるのがもったいないほど
キレイな、ぷるっぷるのお姿。

まずは何もかけずに鑑賞

とはいえ透明な部分だけだと
おいしい水の味わいのみになりますので、
意を決して、きな粉、黒蜜をかけ、
いただきまーす。

見た目通りプルンとした食感ですが
やわやわというわけではなく、
スプーンを入れる際には少し
抵抗を感じます。
でも口に入れるとすっと涼しさが広がり、
一瞬で溶けてなくなってしまいました！

普通の信玄餅とは全くの別物ですが、
黒蜜以外の甘さは水本来のものだけで、
八ヶ岳の水のおいしさを感じられる
夏にぴったりの冷菓子。

甘いものがニガテな方でも楽しめる味なので
お近くに来られた際は、ぜひお試しを。
（信玄餅ファンなら見逃せない、
店舗限定の生信玄餅もありましたよ）

そして、この金精軒台ヶ原店は、
昔からの街道沿いにあるのですが、
ちょうど斜め前にはもう一つ、
グルメスポットがあります。

日本酒好きの方ならご存じ山梨の銘酒
「七賢」のお店です。
（公式サイトはこちら）